クロシェ針のサイズ

リュネビル刺繍で使う特殊なカギ針の”クロシェ”
クロシェの針先には、一番細い70番、定番の80番、少し太めの90番、もっと太い120番、、、とサイズがあるのをご存知でしょうか。
(数字が大きくなる毎に太くなっていきます)
それぞれ用途により使い分けるのですが、どのような違いがあるか確認してみましょう。

80番

クロシェ80番の針
最も良く使用されるのが定番の「80番」。
糸だけのチェーンステッチはもちろん、スパンコールとビーズを刺繍する時も使います。
特に初心者の方には、まず80番のクロシェを1本持つことをお勧めしています。

70番

クロシェ70番でエクラを刺したところ
クロシェのかぎ針の中で一番細いサイズがこの70番です。
80番針と比べてひと回り細く、その分だけ小さくステッチすることが簡単になります。
とてもミクロなビーズや、小さなサイズのスパンコールを縫い付ける時に使うと、より間隔を詰め易くなります。
針穴を目立たせたくない皮革に刺繍する時にも使います。
また、アリワークの様に刺繍の表面からスパンコールを刺したり、穴の小さなエクラなどの素材を刺繍する時にも使います。

90番

クロシェ90番でステッチ
最も良く使用する80番と比べ、90番はひと回り太めです。
30~50番手くらいの糸でステッチする場合や、80番の針だと糸がひっかかって上手くできない時には、この90番を使うと便利です。
刺繍糸を使ってチェーンステッチ、ビーズ・スパンコールを刺繍するときに使っても問題ありません。

120番

クロシェ120番でステッチ
刺繍糸のステッチ用ですが、90番よりも更に太い糸(25番刺繍糸2-3本どり位)の刺繍糸を使うことができます。
ふんわりふっくらとしたボリューム感のあるステッチができ、イニシャルやロゴなどの線画もしっかりと表現できます。
表現の幅が広がり、より多彩なデザインが実現可能になります。
クッションカバーなどの厚手の生地を使ったインテリア用の作品にもおすすめです。
基本的に、80番のクロシェがあれば、ほとんどの作業は事足ります。
但し、刺繍する材料によっては、異なるサイズの針先を用意して使い分ける場合もあります。
刺繍する布にはあまり左右されません。厚手の生地であっても70~90番でお使い頂けます。

サイズの異なる複数の針先を用意する場合は、サイズ毎に柄を取り揃えておくことをお勧めします。
クロシェの針先は、柄に付いているネジを回して交換することができますが、正しい位置にセッテイングすることは容易では無く、都度交換も一苦労だからです。
また、120番は一目で太いと判断できますが、それ以外の70~90番の針先は、パッと見サイズの大差が無く、区別が付きにくいため、柄毎にサイズを表す印を付けておくのが便利です。

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