チェコシードビーズの形

長い歴史と共に、高いガラス加工技術が培われたチェコビーズ産業。
元々はヴェネツィアから伝わったガラスの製造技術ですが、高度なカット技術や加工技術は、チェコで開発されていったと言われています。
同じ色合い、あるいは同じサイズでも、カットによって全く別物のように見えるチェコビーズには、奥深い魅力を感じます。
では、チェコシードビーズにはどのような種類(形)があるのでしょうか。
チェコビーズの種類(形)

シャーロット

シャーロットビーズ
シャーロット(1cut)

ビーズ丸いビーズの表面に、1箇所だけカットが入っているビーズです。
星の瞬きのようにキラリと控えめに輝きます。本来は、13/0サイズだけを「シャーロット」と呼ぶのが正しく、他のサイズは「1 cut」もしくは「トゥルーカット」と分類されます。
一般的には、サイズ区別なく「シャーロット」とひとくくりに通称することも多いです。

2cut (六角)

2cut (六角)ビーズ
2cut (六角)ビーズ

ビーズの断面が六角形に見える種類をいいます。
全体的には短い六角柱のようなフォルムです。
シャープでアクセントのある輝き方をし、見た目もスマートで凛とした印象を与えてくれます。

3cut

3cutビーズ
3cutビーズ

ミラーボールのように表面に複数のカットが入った、多面体のシードビーズです。
光を良く反射し、華やかで動きのある輝きかたをします。
普通の丸いビーズと比べ、よりゴージャスに、手が込んだような作品に見せることができます。
3cutビーズは世界でチェコでしか製造ができない、熟練の職人技を要する貴重なビーズです。
日本のメーカーにも3cutビーズはありますが、チェコビーズをもとに着色・加工して販売しているものがほとんどです。

内角

内角ビーズ
内角ビーズ

糸通し用の穴が四角い形をしたビーズです。
表面にカットが入っていないビーズでも、まるでカットが入っているかのような輝き方をします。
チェコ製の銀引きタイプのビーズによく見られる種類です。
内角(うちかく)と呼ばれるほか、スクエアホールとも言います。
カットビーズと比べて刺繍しやすいのに、同じくらい良い輝きなのがオススメのポイントです。

極細竹

極細竹ビーズ
極細竹ビーズ

ミクロでびっくりするほど華奢な竹ビーズです。
直径は1mmちょっとという細さ、とても繊細です。
より小さくて完成度の高い作品作りができるようになります。

ツイスト竹

ツイスト竹ビーズ
ツイスト竹ビーズ

ねじれたようなフォルムをしている竹ビーズです。
普通のまっすぐな竹ビーズと比べると、その輝きの良さは段違い。
光をよく反射して華やかに輝きます。
チェコビーズは多くの工場で生産され、上記の種類意外にも、カラー、サイズ、フォルムのバリエーションは多種多様です。
一粒一粒のビーズに表情があり、デザインをより豊かに表現してくれます。

「小さな手芸屋さん」では、さまざまな色の中から、ニュアンスに富んだものや、使いやすい色、日本製ビーズには見かけないような色合いのものを取り扱っています。また、歴史を感じる貴重なヴィンテージビーズも取り揃えております。刺繍の材料にぴったりなとっておきのビーズたちです。種類が多くて迷ってしまった時は、少量ずつのアソートビーズをご用意しております。
気になる色やサイズを、ぜひお試しくださいませ。
色合わせまで出来ているので、セットで刺してもバランス良く仕上がります。

魅力的な色合いと、その煌めきに、ついついコレクションしたくなるビーズ、ぜひ当店でお探しください。

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